STORY

 










舞台はとある銀行――。

談笑する三人の銀行員、そして彼らを仕切る支店長。
なんの変哲もない銀行窓口に見えるその光景。

しかしそこには、言い表しようのない緊張感が張りつめていた。


「ごごごごご強盗だッ! 手を上げろッ!」


突きつけられた拳銃、そしてナイフ。
泣き叫ぶ声、慌てふためく人々、諦観、抵抗。


そして、巻き起こる笑い声。


真面目にやらなきゃ意味はない。けれど面白くないのも味気ない。
銀行員たちと強盗、道行く男女も巻き込んで起こる『びっくり箱コメディー』!